2009-11

ガザはアメリカの景気刺激策?

アメリカ発の世界同時不況。住宅不況から金融・株価・ビッグスリーへと経済不安はどんどん増幅している。そんななかで起きたガザへの空爆。なんだかいつか来た道と微妙に重なる。

ガザの空爆、半年前から周到に準備(産経ニュース
イスラエルが27日に始めたパレスチナ自治区ガザの大規模空爆は半年以上前から周到に準備され、ガザを支配する強硬派ハマスや自国民をも欺く電撃作戦だったことがイスラエルの報道で分かった。

ハーレツ紙によると、バラク国防相が軍に作戦準備を指示したのは、ことし6月にハマスと6カ月間の停戦に合意する前だった。国内治安機関シャバクの協力も得て、ハマスの治安施設や武器庫、訓練キャンプ、幹部宅の位置などについて詳細な情報収集が行われた。計画は今月24日の治安閣議で最終的に承認されたが、メディアを通じて「国際的なイスラム過激派」が主議題だったと虚偽の発表をした。(エルサレム 共同)


停戦前から大規模な作戦行動する計画だったのだ。ハマスによるロケット弾攻撃は口実に過ぎなかった。どこかで聞いたような話である。そう、厭戦的な米国民を奮い立たせるために真珠湾を黙って攻撃させたアメリカと一緒である。ガザ地区を包囲して兵糧攻めにしているイスラエルのやり方は太平洋戦争前のABCD包囲網と変わらない。

実際にイスラエルの思い通りにしたいという直接的な意向もあるだろう。しかしその背景は戦闘が起これば武器弾薬が消費される。するとアメリカの航空機メーカーなどの兵器産業が潤う。そうやってメチャクチャにした地域の復興需要がおこる。このような景気刺激策なのではないか?

また実際の戦場は兵器産業にとってまたとないテストの場になる。だからアメリカはイスラエルを支援する。そんな諸々の思惑がイスラエルという戦争国家のアイデンティティになっているのではないか?

このような国際緊張がアメリカの延命につながっているような気がする。


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