2009-11

井の中のかわず

またオリンピックがらみで恐縮である。

スポーツはオリンピックの発祥からしてそうなのだが、戦争の代替手段のひとつである。その原型となった古代オリンピックはアテネとスパルタとか有力な都市国家同士の争いあいをゼウスを祀るオリュンピア大祭の間だけは休戦としたと聞いている。戦争中でも大会開催中の1〜3ヶ月の間は休戦とし、この禁を破った国はオリュンピア祭への参加が拒否されたり、他国から外交関係を絶たれることにもなったそうである。

そんなスポーツであるから試合結果を勝ち負けとか対どこどこ戦というように表現するのは致し方ない。そして戦いである以上ルールに則ったうえで勝利を目指すのは当然である。そしてその対象は国内より世界、世界でもオリンピックとなるだろう。

そのオリンピックで勝つために色々な準備をするわけであるが、日々の生活を不安にしないためにも選手のプロ化は致し方ない。しかしそのプロがオリンピックでアマチュアや2線級に負け続けていいのか?特に野球とサッカー。日本の人気競技の双頭で人気選手はその契約更改がニュースになるほどである。

そんな彼らはそのスタンスにあぐらをかいていなったか?彼らのオリンピックを見ていてもひたむきさ必死さが感じられなかった。確かに「楽しむ」ことも大切だろうし、「自分をほめてやりたい」とも思うだろう。でもそれは必死に練習し、外国選手に食らいついて出る言葉だろう。なかには野口みずきのようにオーバーワークでスタート台に立てなかった選手もいるのである。

そんな彼らプロ選手に欠けているのはどん欲さ、ハングリーさであろう。日本プロ野球、Jリーグで少し活躍できたからといって、それは狭い日本の中のことだけである。世界という大海には色々な大鯨がいるのだ。自分のポジション(井の中のかわず)に安住することなく、上を目指して欲しい。

そのために参考になるのがフェンシングの銀メダルである。銀メダルをとった太田雄貴はこれまた我が母校の後輩である\(^o^)/ 競技に専念するため大学卒業後も就職せず、協会が始めた500日合宿に参加して練習漬けの毎日を送ったのが功を奏したわけである。もちろんハングリーさもね。

このようにオリンピックでメダルをとらせるためには強化選手を指定し、業界ぐるみで通常とは違うパターンで強化しないといけない。サッカーでも野球でも公式戦の合間を縫って練習しているようでは勝てっこない。野球で優勝した韓国のようにオリンピック開催時期1ヶ月は公式戦全体を休みにするとか、代表選手の指定を1年前から行って、オフシーズンにチーム練習するとか、色々な強化策でそこそこ通用するようにしないと、ますますMLBやヨーロッパのリーグ戦にファンが逃げてしまうぞ。

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コメント

俺も甘いな

もっとがんばらんと

五輪野球の第一戦。一回の表。ノーアウトのランナーが一塁。
二番は当然のように「バント」。

この瞬間にじじいはその後を見る気を失った。
日本以外のどこが、そんな作戦をするのか。
それが、他の国のチームからはどんな風に見えるのだろうか。
「日本は、打線が弱く、打つことができないので消極的になっている」と
思わせるだけだろう。
つまり、相手に余裕を与えてしまっているのだ。

これが、ゲーム終盤の投手戦で、一点を争っているのなら何も言うまい。
まだ、相手の投手の力もわからない。相手の打線の力もわからない。
そんな時であれば、まず相手を呑む、相手を萎縮させるのが常道だろう。
なにをわざわざ、相手から「組み易し」と思わせる作戦をとるのか、わからない。

甲子園のトーナメントじゃないんだ。
予選を通れば良いのだ。一敗は許されるのだ。
だったら、相手に「なめられる」ような采配をしてはいけない。
最悪でも「力は互角」と思わせなくてはならないのだ。

柔よく剛を制す、には「剛よく柔を断つ」と続くことをわからなくてはならない。
ハングリーと長期合宿だけが「金」を取る条件では無い。
では、前回までのバスケットの米国「ドリームチーム」は
ハングリーだったのかい?長期合宿したのかい?

社会の底辺さん、コメントありがとうございます。
私の記事で何か頑張る気になっていただけたのなら嬉しいです。

じじい殿、
バスケットの米国「ドリームチーム」?ドリームチームを作るだけでも大変なことなんでしょ。それに対して野球の人選。イチローや松坂が来たわけじゃなし。ドリームとはほど遠いわなも。じゃあ、何か底上げやったの?かといって始めの一歩がバントでは情けない。采配については8月23日の「北京五輪の日本選手」にも書いたし、じじい殿の言うとおりだよ。

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窓際銀行員・峠おやじの「ぼやき日誌」。自転車で弐千峠を達成した不良中年。

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