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峠コレクションを作っていて、最初に困ること。それは峠の名前や所在地の読み方である。

たとえば昨日アップした「中の谷峠」、これは「なかのたにとうげ」と読むのか?それとも「なかのやとうげ」と読むのか?ウエブ上にも地図にも地図サイトにも書いてない。写してきた写真に「Nakanotani Tunnel」とあるからわかったけれど、とても困まる。



それにここは読み方だけでなく表記の方も国土地理院地図サイトでは「中ノ谷峠」となっている。これもトンネル名や下の写真「中の谷橋のパス亭」などから「中の谷峠」が正解と類推できたからいいようなものの、全国的には地図上の記載がまかり通っていくことだろう。


日本語は長らく表音語として推移してきた。それに大陸から表記文字の漢字が渡来し、発音が同じ文字を当て字して、記録などするようになった。代表的なものが万葉仮名である。そのため漢字の表す意味とは無関係な文字を当てることも多かった。もちろん漢語がそのまま日本語に吸収された例もあるだろう。

しかし全てを漢語で表記し、読みこなすのは難解であり、そこで平安時代に発明されたのがひらがなである。また中世ではポルトガル・オランダなどの外来語に漢字を当てたケースもあった。これらの理由により漢字の字面だけをとらえて意味を解釈するのは間違っていると言わざるを得ない。

特に地名ではその傾向が顕著で、たとえば長野県の「白馬(はくば)」は田植え時を知るため残雪の山に現れる「苗代馬(なわしろうま)」略して「代馬(しろうま)」を発音だけ聞いて「白馬」と誤記し、それを文字情報だけで「はくば」と誤読したのが正解である。昔は文盲率も高かったから頷ける話である。

したがって日本の地名は漢字とともに発音を確かめる作業が必須なのだ。

当ブログやHPでも過去に何度か取り上げた例である。
向具津話」、「小指」、「ねこそこはし」、「峠地名考1」、「峠地名考2

小指」や「ねこそこはし」でも実際に困った。道路の看板にある「osashi」では「おおさし」か「おさし」かわからない。しかも地元では「おざし」と読むらしいことが最近わかったしホント困ってしまう。だから看板や地図の表記は地元民によく聞いた上で製作して欲しいんだよね。

「へえええ、そうなの~」と思われた方はクリックしてくださいね~

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[2012/01/15 00:41] 歴史 | トラックバック(-) | CM(3)

私の読み間違いと最近の地名

私は昨年秋に初めて飛騨へ行ったですが、それまで安房トンネルを"アワ"て読んで疑わなかったです。まさか"アボウ"とは思わなんだ。
ひっかけかと思いましたが実は一般常識ですよね。
ジャン妻は最近のカタカナ合併地に首を傾げてる時があります。埼玉副都心はまだしも「南アルプス市って何?」って。

白馬じゃなかった!!

私はつい最近まで、「白馬岳」に雪解けの頃に現れる馬は 「白い馬」 だと思ってました。

ところが、それは大間違いで、「岩肌が現れて、その形が馬に似ている」 のだとか。
だから、「黒馬」 。

雪解けに現れる馬形云々を知ってるかたでも、現れるのは黒馬だと認識しておられる方は少ないのでは?
(いや、私だけだった?白い馬と思ってたのは・・)

岐阜県の笠ヶ岳にあらわれるのは、正真正銘の 「白馬」だそうです。
両方とも、まだ一度も見たことないのが言うのはナンですけど・・・。 見たいです。
[2012/01/15 18:11] ソッシィ [ 編集 ]

地名の怪

船山史家(ジャンキー)さん、ほんと日本の地名の読み方は覚えるしかないです。 関東の人は「安房の国」が身近なので「あわ」としか読めないでしょう。合併地名の怪は昔からあったようで、最近では長野県の東御市(とうみし)は、旧東部町の「東」と旧北御牧村の「御」の各1文字を取ったものですね。この手の地名も一杯あるので漢字の字面で読みや意味を斟酌すると間違います。

ソッシィさん、「苗代馬(なわしろうま)」なら黒くても白くても良いですよね。私も途中で白馬の雪形は黒い方と知りました。もちろん笠ヶ岳の「白馬」も見たことはありません。
[2012/01/15 19:20] ナワ〜ルド@峠おやじ [ 編集 ]

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