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NHKのBSで楢山節考(ならやまぶしこう)、木下恵介監督1958年(昭和33年)版を見ました。凄い映画でした。

楢山節考というのは要するに姨捨(うばすて)の話です。貧しい農村の口減らしのため、ある一定の年齢になると老人を山に捨てに行く村の風習を描いています。

その名が付いた信州の姨捨(おばすて)善光寺平を見下ろす絶景の地です。山の中腹にあるため貧村だったらしく、冠着山(かむりきやま)(姨捨山)に老人を捨てなければならなかったという伝説が生まれたようです。




この楢山節考は1983年(昭和58)に今村昌平監督のもとでも映画化されています。カンヌ映画祭においてパルムドール(最高賞)を受賞したそうです。ロケによる撮影で通常の映画の作り方をしていたようです。

それに対して木下作品はBGMが歌舞伎とか浄瑠璃のような三味線と語りで進行していきます。哀調を帯びた調べと語りだけでも胸を打ちます。舞台は全編セットのため、お芝居のような場面転換、劇的な効果を上げています。

また主演の田中絹代は石臼に自ら歯をぶつけて折ってしまうのですが、そのため抜歯までしたそうです。数少ない出演者のなかには松竹らしく、寅さんのおばちゃん役をした望月優子さんが出ていますし、若い東野英治郎や西村晃の歴代黄門さまなども出演していました。

楢山節考の姨捨という風習は生まれてきた赤ん坊の間引き(子殺し)などはあったそうですから、老人を捨てるのもあったかもしれません。ただ実行するなら劇中にもあったように崖から突き落とす方が手っ取り早くて確実みたいな気はしました。

しかし現代の老人ホームは姨捨ではないのかと突っ込まれると口ごもります。
我が儘な現代人にとっては家庭不和を回避する方法かと思いますが。

「悲しい話ですね~」と思われた方はクリックしてくださいね~

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[2011/11/29 01:35] 歴史 | トラックバック(-) | CM(2)

身につまされます。

もし本当に「姨捨て」の風習があったのなら、捨てる方も捨てられる方も、さぞかし辛かったでしょうね。
「お互い判ってて そうする・される」のですから。

今の世は、痴呆老人がたくさんいます。
私の母も その一人です。
そういう人には、
「これからイイところへ連れて行くんやでね」
と言って、姨捨山へ行けばいいのですから・・・。
相手もワケわからず置き去りにされ、凍死する・・・。
昔より簡単かもしれません、姨捨。

現代の老人介護問題の渦中にいる私。
「長寿世界一国」になってしまったために引き起こされる悲劇?
昔なら ボケる前に死んでしまってたし。
ボケ老人の世話は大変です。

暴言、お許しください。
[2011/12/02 00:14] ソッシィ [ 編集 ]

介護施設

ソッシィさん、
現在はですねえ、どこでも介護施設ができています。そこへ老親を入れたり自ら入るケースが増えています。

私の祖母も最後は施設にいましたが、それでも何やかやと呼び出しを食らうことが多かったですから、ずっと同居だったら大変です。

ですから今は少しは改善されてるということでしょうか?
[2011/12/02 00:46] ナワ〜ルド@峠おやじ [ 編集 ]

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