2008-09

年金問題

またまた年金問題がやかましい。公約違反がどうとか騒いでいる。

私の主張は、2007-06-09「年金の記録漏れ」に書いたとおりである。
その後、アベノバカボンが参院選の票欲しさに「1年以内に全部解決する」と言ったり、「名寄せソフト」を入れたり、舛添氏が厚労相に変わり「「横領したような連中はきちんと牢屋(ろうや)に入ってもらいます。今からでも刑事告発してやろうかと思って」発言などがあった。

1年以内なんて、はじめからムリなのはわかっている。私らの金融業界だって預貯金者や融資先の顧客リストをそれまでのカタカナから漢字に変える第○次オンライン変更や全店間での顧客名寄せなどに際し、その準備作業は1年で済んだかどうか覚えがない。

またそのときの経験でも今回年金名寄せで出てきたような漢字の読み違い、カナのふり損ない、コンピューターへの登録ミスなどが当然のようにあった。それらのミスを机上でわかるものは修正し、わからないものは最初の取引日や登録日頃の地域の営業担当者や現在の担当者に聞いたりして地道に修正したものである。

それでもわからなかったものや正当に処理されたと思われるものでも、後で該当顧客との取引があったときにミスが判明することがある。そういうプロセスを辿って顧客リストは信頼性が増していくものなのだ。だから全部解決というのはもともとあり得ないことなのである。

よって「1年以内に全部解決する」なんて法螺吹き以外の何物でもない。公約違反以前にその程度の知識・想像力しかできない人間は議員失格だ。これらの騒動に加え首相を突然辞任したことなど、日本にとって貴重な日程を空費させた罪は重く、これこそ国益に反した行ないであった。

また「牢屋」発言の舛添氏。おお、少しはやってくれるのかと期待したら、半年後にはトーンダウン。身内に甘いのでは困ったもの。トップダウンが全て良いわけではないが、こういうときこそトップダウンで大鉈を振るい、野党がマアマアと言うくらい(国家公務員労組が民主党に泣きつく)部下に厳しく当たってほしい。

基本的には民間(金融・保険業界)レベルまで修正できるまで
社会保険庁OBの年金は半分カット、退職金は半分返納し、名寄せ業務の処理費用に充てる。年金原資を飲み食いなど横領した者は当然牢屋に入って貰う。監督官庁の厚労省は責任半分ということで同じく4分の1カットするなどが妥当なところだろう。

要するに次世代にツケを回すなということ。
責任は当時の者がキチンととれ
過去の在任者が一番悪いのである。

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