2008-07

車の小型化

ガソリン価格の際限ない高騰や地球温暖化を受けて自動車に求められるものが変わってきている。ひとつの方向は燃費の良いハイブリッド車やエコカー。そしてもうひとつは車の小型化である。

ハイブリッド車は二つ以上の動力源を組み合わせたもので、トヨタの「プリウス」が代表格である。また電気モーターだけで走るものも三菱の「i MiEV(アイ・ミーブ)」が実験されている。ハイブリッド車の問題点は値段が高いことだろう。年間1万km走らないと元をとれないということは1日28km以上だよ。通勤でも片道14km以上ないとできない相談だね。

電気自動車も一般的ではないぶん値段は高いだろうし、1充電で150kmという航続距離も問題。GSなどで急速充電するくらいなら、電動自転車のバッテリーのようにカセット式にしておいてGSなどで満充電したものと交換するようなシステムができないと旅行もできない。

次に車の小型化である。これは最近の新車販売台数に如実に現れている。ワゴンRが5ヶ月連続首位なのである。そしてトップ3は軽。4〜6位は小型車ということからも車の小型化の流れが顕著である。

考えてみれば小さい方が運転はしやすいし、軽いから基本的な燃費も良い。車輌価格や税金も安いと言うことなしである。そして最近は軽でもRVっぽいものも多い。また若者の懐状況・エコ意識から考えても車の小型化がこれからの流れになるように思う。

−ぼやき−
車の大きさはモデルチェンジのたびに大きくなった。1970年代、大衆車のサニーカローラには1200ccだってあった。車輌重量は1トンを切って800kg台である。それが今では2000ccを越え、重量は1300kg台。サイズ的にも当時のクラウン並になっているのだ。

メーカーがそういう車を出してきたのは消費者のせいである。日本では車がステータスシンボルのように考えられ、外観至上主義でより豪華に大きくというのが消費者の指向だった。その証拠がひんぱんに洗車(含ワックスがけ)することである。車は走ればいいのである。同じように車に手をかけるならエンジン・足回り・内装を整備すべきで外観なんかどうだっていいのだ。ワックスは雨が多い日本で自動車鋼板が錆びないためのものにすぎない。そういう考え方はブランドに騙される消費者と同根である。もっと賢くなってほしい。

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