2008-07

ウナギ・ロンダリング

続々と発覚するウナギの産地偽装。

今度は茨城県のインターネット通販業、サンシロフーズ(島田直季社長、6月に解散)が中国産ウナギを「四万十川産」(高知県)と、また群馬県産などの和牛を「米沢産」(山形県)としていたとして、日本農林規格(JAS)法の品質表示基準と景品表示法に基づき是正を指示した(毎日新聞社のサイトより)という。

「四万十川産」なんて現地以外では高級料亭くらいしか出回らないでしょ。それを信用する方もする方だけど、魚秀と神港魚類の事件のときにも魚秀の社長が「よそでもやってる」ようなことを言ってたし、そのとおりなんだろうと思う。

だいたいウナギなんて産卵場所すらハッキリわかってないんだから、それがどこの川で獲れようとジツはそんなに関係ないのだ。パッケージなしで出てきたらどこのウナギも同じような味だと思うよ。それより味の違いは焼き方やタレじゃない?

でも人間悲しいもので同じものが並んでいたらどうしても知ってる方を買ってしまう。パッケージがきれいとか、有名そうな方が無難と思うわけだね。そこで、出てきた話が生産履歴(トレーサビリティ)。食品全般について流通経路の追跡を可能にするという構想のようで、今までも牛肉ではBSE対策でICタグを耳に付けるなどの方法がとられてきたようだが、そういった措置を新法制定で業者に義務付けるのだという。

そして、犯罪で得られた資金の隠匿を防止する資金洗浄(マネー・ロンダリング)のように、ウナギもコロコロ移動できなくすればいい。でもウナギの場合、産卵場所はわからない。わかるのは稚魚であるシラスを捕らえた場所。そして養殖した場所。である。それに生魚のウナギにICタグなんか付けられるのだろうか?あいつら共食いもするっていうし・・・

要するにウナギの場合、牛肉にもまして産地なんてどうでもいいってのが正解なんじゃないかな?天然ものがどれだけ美味いかも知らないけど・・・まあ、そんな障害も乗り越えてウナギ・ロンダリング(または鰻ネー・ロンダリング)ができるといいね。

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